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こども図書館スタッフ

Author:こども図書館スタッフ
昭和62年12月18日、公共図書館がない当別町に、子どもの本の場所として「当別こども図書館」が誕生しました。

当時の母親たちによる自主活動として、子どもの本の勉強を続けました。

そして、その中の11人の母親たちによる手作りの「当別こども図書館」が誕生したのです。

スタッフは世代交代しても当初と変わらずに、地域のお母さんたちが当別の子どもたちが本に出会える場となるために活動をしています。

子ども達は、本と出会い、楽しみ、集まり、巣立っていきます。

昨年「当別こども図書館」は20周年を迎えることができました。

建物は築100年の古い民家です。門を入るとなつかしい感じがしてきます。

そんなちいさな「こども文庫」の日々の活動をご紹介します。

      ー 利用案内 -

開館日:毎週水曜日 午後1時~4時
休館日:小学校がお休みの夏・冬・春休みと祝日

☆一人3冊まで無料貸し出します。

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石井桃子さんを偲ぶ
先日、東京子ども図書館へ行ってきました。
「ストーリーテリング(語り)」の勉強と「大人のためのお話の会」でお話を聞くためです。
その館内では、先月4月2日にご逝去された石井桃子さんを偲ぶコーナーがありました。
101歳になられた石井桃子さんのお写真と4月2日以降の全国各地の新聞で報道された石井桃子さんに関する記事の展示がありました。また、館内の壁にはかつら文庫の子どもたちと本の様子を写している写真パネルが飾られていました。眺めていると50年の月日の流れを感じました。



石井桃子2 この赤いバラと白いバラの入り口は東京子ども図書館の玄関です。
ほんのりとバラの香りが私たちを心地よく迎えてくれます。
これはファージョンの作品『天国を出ていく-本の小べや2-』(岩波書店)に編集されているお話の一つ『小さいお嬢さまのバラ』からヒントを得たそうです。この赤いバラと白いバラが小さな村の子どもたちを呼び寄せるお話なのですが、そのお話をもとにバラを植えるなんて、東京子ども図書館はなんてステキなのだろう!と感心してしまいました。そして、このお話を訳したのはもちろん石井桃子さんなのです。(ちなみに、本の小べや1 は 『ムギと王さま』です)


10月には東京子ども図書館で「石井桃子さんを偲ぶ」行事をする予定だそうです。
(写真はクリックすると大きくなります)


ムギと王さま―本の小べや〈1〉 (岩波少年文庫)

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(2001/05)
エリナー ファージョン

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天国を出ていく?本の小べや〈2〉

天国を出ていく?本の小べや〈2〉
(2001/06)
エレノア・ファージョン石井 桃子

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テーマ:日記 - ジャンル:日記

日記 | 12:20:51 | Trackback(0) | Comments(0)
静かな読書
最近の文庫は、本を返しに来たり、借りに来る子どもたちでもちろん一杯なのですが、
時には「お絵かき」や「折り紙」または「宿題」をしたりして帰る子どもも多くいます。

読書風景1
その中で、今日は珍しく男の子たちの
読書姿が目に入りました。

この男の子二人は1年生。
二人はクラスが違うけれど、住んでいる地域が同じなので仲良しなのでしょう。

時には一人で絵本を読み、

読書風景2
時には一冊の絵本を読みあったり。

騒がしい文庫の中で、自分の居場所を見つけて、
そこでじっくり絵本の世界を楽しむ・・・
そんな時間を子ども時代にもてるのは、
何てシアワセなのだろう!…と思いました。



読書風景3
また、もう一人の男の子は2年生。
一度読み始めたら、特別に大きな声で呼びかけなければ人の声が聞こえなくなるくらいに集中力がある子です。
いつもお母さんが迎えに来て、「Hくん、もういい加減にして本を置きなさい」と言われるまで、読んでいます。
その内に、文庫の本を全部読んでしまうのではないかしら…と楽しみです。



まだまだこの三人は低学年ですから、これから外での活動が中心になって違う経験もすることでしょう。その時に、この文庫での読書が楽しいひと時であったと思い出してくれるように願っています。

そして先月、亡くなった石井桃子さんが開設していた「かつら文庫」で育った「かつての子どもだった人たち」が「子ども時代の読書は自分の人生に大きく影響した」と口々に話されていたことを思い出しました。

絵本や本に向き合う時間は「自分と本との時間」です。
「仲間といること」とは違って読書は孤独な行為です。

でも、このひと時がとても充実した時となると信じます。

最近のサイトでの中傷誹謗をする子ども(大人も同様ですが)のニュースを聞くたびに、
こんな時間をもっと多くの子どもたちに持ってもらいたいとつくづく思いました。


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日記 | 12:31:54 | Comments(0)
エ~ッ!絵本の読み聞かせじゃないの?!
先週、2年生の3クラスに「語り」に行ってきました。

元気な男の子は私が現れると、「今日は絵本の読み語り?」と言って、自分のイスをお尻にくっつけて前まで移動してきました。
「今日は残念ながら絵本はないの。お話を語ろうと思います」と言うと、
「エ~ッ!絵本がないの!なんだ!つまんないの、そんなんじゃ面白くないや」と拒否反応。

私自身、戸惑いながら(不安になりながら)「あるところに一羽のこすずめがいました。」とお話を始めました。

すると・・・その男の子はジーッと私の顔を見つめ、こすずめが羽をパタパタと飛び立ったときは、一緒に手を動かし、次に巣に座っている鳥を当てようとしたりするのです。他の子どもたちもこすずめと一緒にあちこちの巣を飛んでいる気分になっているのです。机の上で手を動かしていた子どもたちも私の顔を見て、口が半開き・・・

2年生の子どもたちは「お話の予想」をすることができるのですねぇ。
どの子もすっかりお話の世界に入ってきてくれたようです。
語り手の私も存分に楽しめた時間でした。


読み聞かせ | 23:20:54 | Comments(0)
100まんびきのねこ

5月から町内の西保育園への絵本の読み聞かせが再会しました。いつもこの時期は緊張します。3月から1つ上のクラスに進級?した子どもたちはとても大きく成長したような気がして、読み手のほうがドキドキするのです。

さて、今回は緑組(4歳児)、黄色組(5歳児)にこの『100まんびきのねこ』(ワンダ・ガアグ文・絵/石井桃子訳 福音館書店)を用意しました。

おばあさんの「ねこが一匹いたら、いいのにねぇ」と言う言葉で、おじいさんはネコを探しに、陽のあたる丘を超え、涼しい谷間を抜けてねこのいる丘にやってきます。そこには百匹、千匹、百万匹、一億、一兆匹のネコがいたのです!おじいさんは「これもかわいい」「これはきれいだ」とどのネコも連れて帰るのです。

「ねことこねこ、ひゃっぴきのねこ、せんびきのねこ、ひゃくまんびき、一おく、一ちょうひきのねこ」を連れて・・・・・・さて、一匹のネコを待っていたおばあさんは?そして、おじいさんは?

ガアグの赤・黒・白だけで描かれた絵はとても洒落ていて緻密で、この絵本の中にどのくらいのネコが描かれているのかしら・・・と感心してしまいます。子どもたちはその一つひとつのネコをジーッと見つめています。また、石井桃子さんの訳も言葉が丁寧で繰り返しの言葉は流れるように口にのってきます。子どもたちはいつしか「ひゃっぴきのねこ、せんびきのねこ・・・」と言葉のリズムを掴んで、唱え文句のように口ずさみます。

 


100まんびきのねこ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)100まんびきのねこ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
(1961/01)
ワンダ・ガアグ、いしい ももこ 他

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~~~~~ コメント ~~~~~~
絵本は絵と文が「命」です。長年、絵本を読んでいると、読み手や聞き手(子ども)に対して、作家や画家はどれだけ「真摯」な姿勢でいるか…がわかります。
最近の絵本からの傾向で、気になることがあります。その中の1つは、文字の大きさ・色…があります。例えば、「がお~!」とか「エッ~?」という言葉を画面に大きく書く作家さんがいますが、あれは子どもにとって、必要なものだろうか…と思うのです。子どもが絵本を読んでもらうときは「絵」しか見ませんから、そんな大きな文字はかえってお話の世界を邪魔します。また、自分で読む子どもは自然にそのようにして読み込んでいくのです。この絵の中にふんぞりかえっている「大きな太い文字」は大人のお節介だなぁ・・・とつくづく思うのですが・・・?


| 20:07:59 | Comments(0)
平成20年度子どもゆめ基金助成金活動始まる

詩2「平成20年度 子どもゆめ基金 助成金活動」が始まります。
今年度のメインのテーマは
「言葉を味わう読書へ in 当別こども図書館」
です。
ポスターもスタッフの一人に急いで作ってもらい、文庫内に1枚・小学校に3枚掲示しました。

今年度は「言葉・詩」を中心に子どもたちと一緒に楽しもうと思っています。
月に一度の発表の日には「詩」や「早口言葉」を朗読したり、暗唱したりしたいと思います。
そこで、21日にスタッフがそれぞれ好きな詩を選んでそれを暗唱するということになりました。

そして、いつもの「語り」は年間5回を予定しています。
子どもたちは語り手の言葉を耳にして、自分の頭の中で映像を描いてお話の世界を楽しみます。

この「耳で聴く」という行動は子どもの想像力をより確かなものにする素晴らしい力があると信じます。
とにかく、不思議な世界や美しい世界や可笑しい世界を心から楽しんでくれたら嬉しいなあ、と思います。

さらに、今年度は7月23日に「当別こども図書館フェスティバル」をします。詩の暗唱発表あり、お話の語りあり、わらべうたあり・・・
午後13時~16時まで「言葉」を感じ、味わい、楽しみたいと思います。

詳しいことは当別こども図書館のカウンターでお尋ねください。





赤毛のアン (完訳 赤毛のアンシリーズ)赤毛のアン (完訳 赤毛のアンシリーズ)
(1990/05)
掛川 恭子、ルーシー・モード・モンゴメリ 他

商品詳細を見る


『赤毛のアン』は、ご存知ですよね?
カナダの作家L・M・モンゴメリが1908年に発表した長編小説です。
何巻まで読んだことがありますか?
どの翻訳者の作品がお好きですか?
  
むかし読んだお母さんも、第一巻の「赤毛のアン」で
終わっている方も多いのではないでしょうか?
もちろん、まだ読んでいない子供たちにもお勧めな本です。

今年は出版百年ということもあり、書店で特設コーナーがありますよ。

ちなみにアン・シリーズは8巻まであり、
アンの成長とともに物語は進んでいき、
『赤毛のアン』から『アンの娘リラ』までを
アン・ブックスと呼んでいます。
そのあと二巻ほどアンの周囲の人々の物語もありますよ。

書   名       アンの年齢
赤毛のアン       11~16歳
アンの青春       16~18歳
アンの愛情       18~22歳
アンの幸福       22~25歳
アンの夢の家      25~27歳
炉辺荘のアン      34~40歳
虹の谷のアン       41歳
アンの娘リラ       49~53歳

アンとの関連が薄い短編集
アンの友達
アンをめぐる人々


ご案内 | 00:32:01 | Trackback(0) | Comments(0)