投稿日:2008-04-30 Wed
新学期にお勧めしたい絵本として、
『こすずめのぼうけん』
ルース・エインズワース作 石井桃子訳
堀内誠一画・福音館書店)がよく選ばれます。
このお話は巣立ちを迎えたこすずめが主人公です。
初めて落ちずに飛ぶことができた経験が嬉しくて、その勢いにおされ、「ぼく、これなら一人で世界中をみてこられる!」と思い、巣から遠くへと飛び立ちます。そのうちに、羽が痛くなり、頭も痛くなり、どこか羽を休ませる巣を探すことになります。そして、同じ鳥でもその鳥の習性によって一緒の巣には居られないという社会勉強をこすずめはします。もちろん、最後にはお母さんスズメと再会して、こすずめはお母さんの暖かい翼の下で眠るのです。
典型的な昔話形式で作られた創作絵本ですが、とてもよくできた作品だと思います。特に、こすずめの「何でもできるかも!」という気持ちと「世の中の仕組み」を勉強するという経験が新一年生の子どもたちの気持ちと寄り添っているところが多いのではないかと思います。きっと「自分のことのように」聞いてくれると思います。そして何よりも、最後には優しいお母さんに出会えて、安心してお話が終るのです。
訳者は石井桃子氏。最近、101歳で亡くなられましたが、彼女の児童文学への真摯な活動は今も生きています。絵は堀内誠一氏。1ページずつ丁寧な絵がお話の世界を一段と膨らませてくれます。このお話を5月から1・2年生のクラスで「語り」としてすることにしました。今、猛練習中です。
投稿日:2008-04-09 Wed
小学校の子どもたちは、7日に新入学生1年生を向かえて、どこかウキウキしています。当別こども図書館も今日が新年度を迎えて春一番の開館日でした。

ほら、図書館の庭にもこんなに晴れやかな「ふきのとう」の花が咲きました。
さて、季節ごとや行事ごとに館内ではテーマを決めて、それらの絵本や本たちをラインアップすることになっている棚があります。今回はスタッフがその絵本・本を用意するのではなく、子どもたちに探してもらうことにしました。
それは「春」です。 少しだけ本棚に揃えました

それから、子どもたちに図書館の中の「春」をさがして!って呼びかけました。
そうしたら、Kちゃんは一生懸命探してくれました!
ほら!春のおはなしから春の花から春の鳥・・・・
ありがとう!これは立派な司書の仕事です!

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